水曜日, 3月 21, 2007

ザ・エージェント

 ケーブルテレビでトム・クルーズ主演の『ザ・エージェント』をみた。タイトル見た時にはスパイ物かと思えば、スポーツ選手のエージェントのことだった。競争の激しい業界のトップエージェントの独立成功譚。
 「トム・クルーズの顔はやっぱりすごく変」というのが第一印象の映画だった。でも、『恋愛小説家』で好きだったキューバ・グッディング・ジュニア演じるフットボールの選手がよかった。この選手の成長物語でもあるんだけど。トムの相手役がレニー・ゼルウィガーだったが、どうしてもブリジット・ジョーンズに見えてしまって仕方なかった。

 一言で言うと人間関係をテーマにした映画なのではないでしょうか。夫婦関係(トム&レニー、キューバ&レジーナ・キング)、友情(トム&キューバ、トム&レニーの息子)、ライバル関係(トム&ジェイ・モーア)など結構身につまされるかも。競争社会(=時間の過ぎるスピードが速い世界)に生きているのは現代人みんなだもの。

 そう考えると先週久しぶりに観た『コレクター』は話の展開が妙にのろのろした感じがしていたのは、現代社会に生きるせいかしら?! お年寄りのおうちに遊びに行くとその家に流れている時間の感覚がやっぱり「ゆっくり」に感じるのと同じ気がしました。

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