土曜日, 9月 29, 2007

蓼科で自然に癒される



 約一年ぶりに蓼科に行ってきました。去年、4ヶ月の娘を連れて行ったときは、お盆で夫も一緒だったことから「赤ちゃんプラン」のある温泉宿に泊まりましたが、今回は娘と2人だったので、私の大好きな友人Mの実家に泊まらせていただきました 。彼女だけでなく、彼女のご両親も大好きで、実の両親と一緒にいるよりもなぜかホッとするのです。

 往復2時間の電車の旅はなんとかクリアできたし、諏訪大社もお詣りできたし、下諏訪の地元の人しか行かないような源泉掛け流しの温泉にも入ることができました。当初オムツの外れていない赤ちゃんは入れるのだろうかという不安もありましたが、入り口に貼ってあった「育児支援」というポスターはまるで「赤ちゃん連れ歓迎!」とでも書いてあるようで、一緒にお風呂に入っていたおばあさんたちもみな気さくで楽しくおしゃべりすることができました。



 Mの元同僚家族も合流した夕食では、大人6人と娘と6ヶ月年上の男の子の総勢8人で貸し切りのレストランで楽しくおいしい食事をすることができました。大人6人でいっぱいになってしまう小さいお店ですが、オーナー兼シェフの方もこういう貸し切り方が料理を出す側も一番楽しいといっていました。
 こちらも二人の子供がちょこまかしても他の人に気を遣わずに、リラックスできたので料理も堪能できました。

 最後の日は、ゆっくり家の周りを散歩。実はこういう時間が一番好きで貴重だと思うのです。写真はその散策のときのもの。畑の中を歩いていると、栗の実をつけた栗の木やススキ、野菊やワレモコウなどの小さくて可憐な雑草も「秋が来たよ」と教えてくれます。
 コスモスはその中でひときわ華やか。

 紅葉も見に行きたいなと思いながらの帰京でした。

木曜日, 8月 09, 2007

海デビュー

 今年は事情があって予定が変更になり、思ったより早く断乳することになり、シンガポールにも行かなくなり・・・いろいろなことがありました。そんな中、夏休みはかわいく(?!)夫の会社の寮が三浦半島にあるというので、娘の海デビューを果たすため一泊二日で行って参りました!
 
 我が家は車がないので、レンタカーをしました。今回初めてポルタという車に乗ったのですが、これがなかなか社内が広く、気に入ってしまいました。高速に乗って2時間もしないうちに目指す寮のある海岸に到着。寮は古いながらも手入れが行き届いていて、目の前の芝生の庭はソテツがあってなかなか雰囲気がよい。

 さっそく、夫は娘を連れて海へ・・・。ところがこの日は強風ともいえる風が吹いていて、あまり海デビューには向かない日でしたが、娘は果敢(?)にも夫の腕にしがみつきながらも海に入っていくのでした。私はひたすら浜辺でレジャーシートが飛ばないように座って見ているか、傍らで写真を撮るのに専念していました。

 強風のせいもあってあまり長居はできないので、砂遊びも少ししてから寮に戻り、お風呂に入ったあとは夕食。特別料理といってオーダーしておくと、お刺身を船盛りにして出してくれました。大人2人では食べきれないくらい。娘は大好きな納豆とレトルトの豚肉丼とごはんを食べて結構満足。大人の料理にでたブロッコリーなどを食べさせて、野菜不足はちょっと気になるところでしたが、ま、旅行中ということでしょうがないと。
 一緒の期間に来ているご家族は会社のOBのかたとその家族で娘さん夫婦と息子さん夫婦、もう一人娘さん、それに小学校2年生くらいの子を筆頭に9ヶ月の赤ちゃんまで6人のお孫さんが来ていたので賑やか賑やか。そのおかげでこちらも子連れでも気を遣うことなくゆっくり過ごすことができました。
 夕食中、ぱくぱくご飯を食べていた娘は突然がくっと首を垂れて寝てしまいました。興奮してたのね〜。お昼寝ほとんどしてなかったし・・・。

 次の日は、案の定、娘が朝早く起きたので、海辺の散歩と寮の芝生で遊んだりしているうちに朝食。和食だと赤ちゃん連れは助かります。山芋も卵焼きもお味噌汁のお豆腐もカボチャも一緒に食べることができました。

 そうして、海はまたもや強風なのであきらめて、葉山方面に出発。お気に入りの珈琲屋でお茶しようと言っていたのですが、つく頃になんと娘が爆睡してしまい、その上何度も行ったことのある珈琲屋さんが見つけられなかった!!

 そんなわけで、じゃあもう「IKEA」に行こうと趣旨を180度変えて、車じゃないと行けない家具屋さんに買い物に行くことにしました。お昼はそこで食べようと。

 「IKEA」はアメリカに住んでいたときよく行ったもので、日本では初めて。
 しかし、良くできていると感心するわ。アメリカにいたときも思ったけど、日本でモールのたぐいに普段行かない私にはなかなか快適な空間に思えてしまった。一番よかったのは、子供というか子連れにやさしい。カフェも子供用の椅子はもちろん、離乳食からキッズメニューもあるし、とにかく子供がいる人には過ごしやすい空間にできている。
 買い物の方はあまりはかどらなかったのですが、車買ってまた行きたいな〜。

 その後、車を帰す時間はまだあったので、海を見ながらお茶をしたいという夫の要望で、晴海まで行きました。いろいろ不備があって、結局海を見ながらお茶はできなかったんだけど、まあ、なかなか楽しいドライブになりました。

 あとから、IKEAのあとにららぽーとに行けば良かったと思ったけど、ショッピングやお店がたくさん入っている場所があまり好きではない夫とは行かなくてよかったかな。

 夜はもう夕食を作る気力もなく、さっぱりと蕎麦を食べに近所のお店に行きました。ここのおそばはおいしい!!  基本的にうちはおいしいものを食べてだらだらしているのが好きなんだなと思ったりしました。これこそ「休暇」かもしれないけど・・・。

土曜日, 7月 28, 2007

爆笑バターロール

 夕食を作る間にちょっとだけおやつとしてバターロールをあげたところ、あっという間に一つ完食! 夕食を作り始めて、「静かだな~」と思ってふと見ると、テーブルの上にあったロールパンの袋が床に落ちていて、その横に娘が座って両手にロールパンを持ちかじっていました。
 驚いた!! そんなにお腹空いてたの?! と、もうテーブルの真ん中くらいまで手が届いちゃうんだ!というので。

 結局一つの食べかけは取り上げたけど、二つ食べちゃった。
 夕食もにんじんと豚肉入りご飯を食べた(いつもよりは少なめだけど)・・・。大食漢? それとも、私が普段お腹いっぱいにしていないんじゃないかとちょっと不安になったりした。

 とにかく、まだまだ「おっぱい」ちゃんな娘をなんとかそこから遠ざけるために、これからはもっと食べさせるべきなのね、と自覚。

 バターロールはそういう私もそのまま食べてもおいしいとは思うけど。バター多いからな~。ま、たまにということで、今日はいいことにしようっと。

 それにしても、両手にロールを持っていた娘の姿に思わず大笑い。怒られると思っていた娘も拍子抜けしてた。こういうのは、たまにだけど育児の最大の楽しみかもしれない。笑うと元気になれるものね。

水曜日, 5月 30, 2007

歩いたっ!!

 今日夕方、娘が始めて自分で自発的に何にもつかまらずに歩いた。ほんの2,3歩だが、その後も何度か試していた。
 人間が歩けるのは当たり前なのに、なんでこんなふつうのことがうれしいんだろう?! 他人と比べてなにかの発達を早いとか遅いとか競うように言う人がいるが、なにかそういうのは好きじゃない。誰よりも早く何かできるのはうれしいことかもしれない。でも、100人いれば100通りの育児があると最近は思う。だから何ができてもできなくても構わないようにしてきた(たとえ心配なことがあったとしても・・・)。でも、今日彼女が数歩歩いたときに、なにかいいようのない興奮というか感動みたいなものを感じた。

 この2ヶ月くらい、毎日娘が立ったり歩いたりするためにいろいろな準備をしてきたのを毎日見てきた。ベビーカーに乗って散歩するときも、近くの公園の芝生の広場で遊ぶときも、歩いていたり走っている子供がいると彼女はジッと見ていた。そのたびに「あ、歩いたり走ったりしてみたいんだな・・・」とこちらはなんとなくわかった。

 その願いがほんの少しだけど今日叶ったのだ。
 それがうれしかった。これが親心? 
 歩くのだってまだまだこれからだけど、ずっと見ているからね。

木曜日, 5月 24, 2007

スパイダーマン3

 どうしても観たくて行ってきました、ママズクラブシアターで「スパイダーマン3」を上映する六本木ヒルズへ。人気作だから超混みかと覚悟して30分前についたけど、通路側の席を選べるくらいまだまだ席があるという感じ。久しぶりにキャラメル味のポップコーンを買って席につくと、すぐお隣はママ友2人に子供2人のピッタリくっついている! 大丈夫かなと最初不安だったけど、予告編ではママたちのおしゃべりの方がうるさいくらいで、映画が始まって少し経てば、予想通りベビーたちがそわそわ。お隣のベビー(男の子)もどうやら眠くてフェンフェン言っていてお母さんはずーっとあやしていた。でも、天井も高いし、こっちもがさごそやっているからあまり気にならなかった。
 本編2時間半はベビーたちには長かった。もう最後の方は、どのあかちゃんもじっと黙っていなかったんじゃないかな。あきらめてハイハイさせているお母さんもいたし、うちもたいくつではいはいさせろというのをお菓子作戦などなどでごまかしごまかし、最後にたどり着いた感じ。

 これから見る人がいると思うから、筋などは特に書かないけれど、感想としては、「面白かった」。シリーズの3作目となるとオオコケのものもあるけれど、そうならないためにいろいろな工夫がなされていたと思う。ちょっと「必死」感が見えなくもないけれど・・・、よくがんばった! ただ、そのために登場人物も増やして話が複雑というか、子連れにはなかなかそれが辛かった。
 
 テーマは「『目には目を歯には歯を』では争いごとが絶えない」ということかな。憎しみは憎しみを生み増殖し続けるということがよくわかる。最近自分でもよく考えるテーマだったのでその辺は共感を持ってみれたけど、ヒーローのご都合主義展開には目をつぶってという感じ。

 それでも、笑ってしまうシーンもあり、大きなスクリーンでみることができるのはやっぱりいいものだ。なかなか労力がかかるので「気軽」に行く気にはなれないけれど。

 帰りにスタバで遅めのご飯を食べて、そこで離乳食を食べた娘が爆睡したので、そのすきにヒルズの4Fの本屋に行った。去年から青山ブックセンターに変わったそうで、セレクションが良く(好みが合うという意味)、通路も広々としているのでベビーカーでも見やすかった。なかなかそういう本屋さんがないので、ここは使えると発見し何冊か買って帰ってきた。本当に久しぶりに「文化的」な1日を過ごせた。

ツツジ(続・筑波山)


 書き忘れましたが、筑波山はツツジがほぼ満開でとても美しかったのです。ケーブルの両側の道(?)にはたくさんのツツジが咲き乱れ、ツツジの道の真中をケーブルカーが進んでいるようでした。写真は我が友makiに撮ってもらったもの。あまりに美しかったので、ブログに残したいと思ったのでした。

水曜日, 5月 23, 2007

ハイキング(お詣り)


 日曜日、行楽日和のなか、家族と親友とで筑波山に行ってきた。筑波山は筑波山神社のご神体でもあると同時に、日本百名山にも選ばれている。どういうことかというと、筑波山は男体山と女体山の二つの山から構成され、それぞれの山側から登ることができる。いつも男体山から登るので、今回もそちら側から入る。まず参道があり神社の本殿がある。ここでお詣りをして、先に進むとケーブルカーに乗り場がある。ケーブルカーに乗らなくても足で登ることもできるが、登ったことはない・・・。
 ケーブルの終着点から男体山の頂上まで約15分ほどの山道、階段続きの急な登りを経て男体山の祠に到着。ここで、お詣りして景色を眺める。娘を負ぶって登ったのは夫。何もしょわなくても、普段の運動不足が効いてこの時点でかなりヘトヘト。上から眺める地上は、青葉と水田の美しさが堪能できるが、早々に次の山頂、女体山へと向かう。こちらも、男体山に比べればはるかに平たんではあるが、やはり登りは登り。20分ほどで到着するまでにもうへろへろな状態になってしまった。
 それでも女体山の祠でお詣りをして、関東平野を見下ろす頂上の岩場に出た時は、さわやかな風と先は新宿の高層ビルまで見渡すことのできる絶景に癒される。

 お昼はこの女体山から男体山に戻る途中の茶屋で、ゴザがひいてあるベンチの上で頂きました。作る余力はなかったので買ってきたおにぎりとサンドウィッチと茶屋でナメコ汁をもらい、家から持参したコーヒーとデザートでしめて満足。外ご飯はなぜおいしいだろう?!

  太陽の光をたくさん浴びて、大好きな人たちと一緒に自然のなかを歩き、よい運動にもなったし、心も体もリフレッシュな休日だった(翌日から筋肉痛だったけどね・・・)。

水曜日, 5月 16, 2007

歩行訓練?!

 ピラティスの帰りに、天気が良かったので屋上で娘を遊ばせようと二子玉川のデパートに寄った。ここはウッドデッキが敷いてあるので、ハイハイしても大丈夫(服は真っ黒にるけど・・・)。ここで立つ練習をするかなと思いきや、ベビーカーにつかまり立ちをしていた娘はベビーカーを動かしながら何歩か歩き始め、そのまま足がもたないかなという予想を裏切って、往復で20mくらい歩く練習を(つかまってですが)していた。歩くのは遅い方かなとか悩んでいたけどそうでもないのかな。娘自身が歩いている子供を見ると凝視しているので、やっぱりいろいろなところへ自分で行ってみたいだろうなあと思ったりして。夫曰く、大人になっても歩けなかったりオムツしている、はたまた、おっぱい飲んでいるヤツなんていないんだから細かいこと気にするな! というけれど、ほんとに母親って小さいなことにこだわるんだわ。まあ、そうじゃないと困ることもあると思うけど(だって小さい変化に病気とかいろいろなメッセージがあるから・・・)。

 気持ちのよい風と陽射しを受けての遊びは親にもよいみたい(見ているだけだけど)。