ケーブルテレビでトム・クルーズ主演の『ザ・エージェント』をみた。タイトル見た時にはスパイ物かと思えば、スポーツ選手のエージェントのことだった。競争の激しい業界のトップエージェントの独立成功譚。
「トム・クルーズの顔はやっぱりすごく変」というのが第一印象の映画だった。でも、『恋愛小説家』で好きだったキューバ・グッディング・ジュニア演じるフットボールの選手がよかった。この選手の成長物語でもあるんだけど。トムの相手役がレニー・ゼルウィガーだったが、どうしてもブリジット・ジョーンズに見えてしまって仕方なかった。
一言で言うと人間関係をテーマにした映画なのではないでしょうか。夫婦関係(トム&レニー、キューバ&レジーナ・キング)、友情(トム&キューバ、トム&レニーの息子)、ライバル関係(トム&ジェイ・モーア)など結構身につまされるかも。競争社会(=時間の過ぎるスピードが速い世界)に生きているのは現代人みんなだもの。
そう考えると先週久しぶりに観た『コレクター』は話の展開が妙にのろのろした感じがしていたのは、現代社会に生きるせいかしら?! お年寄りのおうちに遊びに行くとその家に流れている時間の感覚がやっぱり「ゆっくり」に感じるのと同じ気がしました。
水曜日, 3月 21, 2007
Mochi Cream
Mochi Creamなるものを今日初めて食べてみました(サイトはまだアンダーコンストラクションだけど、一応リンク貼っておこうっと)。友人のmixi日記で知ったのですが、これはおいしい!! はまりそう。特においしかったのが、キャラメルプリン。マイブームの予感。
月曜日, 3月 19, 2007
ギックリ
やってしまいました。久しぶりのぎっくり腰。
前回は、2年前の秋に金沢に出張に出かける朝にやったんだっけ。飛行機もレンタカーもすべてキャンセルしてリスケが大変だった。今回は、ベビーを抱っこできない。朝のご飯とおむつ換えは夫がやってくれて、会社に行く前にベッドに連れてきてもらって、3時くらいまでなんとか横になっていたので、夕方は復活。
買い置きのパンを食べて、娘にはベビーフードを食べさせて、授乳したらまたねんね。で、寝かしつけて一息。
あとは洗い物だ。シンクにたまってる〜〜〜。ま、焦らずにやろう。明日でもいいことにしようっと。
前回は、2年前の秋に金沢に出張に出かける朝にやったんだっけ。飛行機もレンタカーもすべてキャンセルしてリスケが大変だった。今回は、ベビーを抱っこできない。朝のご飯とおむつ換えは夫がやってくれて、会社に行く前にベッドに連れてきてもらって、3時くらいまでなんとか横になっていたので、夕方は復活。
買い置きのパンを食べて、娘にはベビーフードを食べさせて、授乳したらまたねんね。で、寝かしつけて一息。
あとは洗い物だ。シンクにたまってる〜〜〜。ま、焦らずにやろう。明日でもいいことにしようっと。
Crystal Magic
この2ヶ月間ほど、正体の分からない「焦燥感」にさいなまれてい ました。寝る前に「○○も○○もやっていない・・・、今日もなにもできなかった」と思 い、添い寝をしながら悶々としている時間が多かったのです。当然、おきている間もなんだかスッキリせず、いつもイライラ。自分で自分が一番イヤになってい ました。でも、何がどうなっているのか分からない。しかも、分からないから話しようもない。こういうのは意外にやっかいなんだけど、とにかくもう迷路に迷 い込んで自分がどこにいるのかも分からない状態だったのです。
日曜日は気分転換にお休みの親友を誘って、娘も連れて表参道でランチをしました。彼女といるとほっとする。帰りに友人のやっている宝石店「アンジェリーナ」を 覗くと、いつもはいないオーナーがお店にいらっしゃったのでベビーカー共々おじゃましました。昨年、オーナーが出した冊子「Crystal Magic」 は編集のお手伝いをしたのですが、「Crystal Magic」とは、石の持つパワーとヨガなどで知られている「チャクラ」をリンクさせることで、富を 得たり、人間関係を向上させるパワーがえられるということ。まさに今必要としていることだと思ったので、いろいろなお話しをする中で、折に触れて「今必要 な石は何?」と何度も聞いてしまった。
ところが、彼女はいっこうに「この石がいいですよ」とは言わない。なぜなら、最後に「何が欲しいのか、何をしたいのかはっきりしていないから、まずそれをはっきりさせないとね」と穏やかに言われてしまったからです。
そうか。モヤモヤしていたのはそのせいだった。
彼女のアドバイスは、ゆっくり考えていいから、今の状況も受け入れてみるときっといいですよ、ということでした。そして目標が決まったらそれにピッタリな 石を選びましょうと言ってくれました。そうか、ゆっくりでいいんだ。世の中のスピードが速すぎて、自分はおいて行かれちゃう気がしたんだな・・・。
日曜日は気分転換にお休みの親友を誘って、娘も連れて表参道でランチをしました。彼女といるとほっとする。帰りに友人のやっている宝石店「アンジェリーナ」を 覗くと、いつもはいないオーナーがお店にいらっしゃったのでベビーカー共々おじゃましました。昨年、オーナーが出した冊子「Crystal Magic」 は編集のお手伝いをしたのですが、「Crystal Magic」とは、石の持つパワーとヨガなどで知られている「チャクラ」をリンクさせることで、富を 得たり、人間関係を向上させるパワーがえられるということ。まさに今必要としていることだと思ったので、いろいろなお話しをする中で、折に触れて「今必要 な石は何?」と何度も聞いてしまった。
ところが、彼女はいっこうに「この石がいいですよ」とは言わない。なぜなら、最後に「何が欲しいのか、何をしたいのかはっきりしていないから、まずそれをはっきりさせないとね」と穏やかに言われてしまったからです。
そうか。モヤモヤしていたのはそのせいだった。
彼女のアドバイスは、ゆっくり考えていいから、今の状況も受け入れてみるときっといいですよ、ということでした。そして目標が決まったらそれにピッタリな 石を選びましょうと言ってくれました。そうか、ゆっくりでいいんだ。世の中のスピードが速すぎて、自分はおいて行かれちゃう気がしたんだな・・・。
日曜日, 3月 18, 2007
お買い物
春です。この季節になると、なぜか毎年「着る物がない!」ということになってしまいます。クローゼットには着られない洋服がいっぱいあるのに・・・。そこで久しぶりのショッピングにでかけました。行き先は改装した渋谷西武。新しく入ったお店もあって、その一つダイアン・フォン・ファステンバーグ」でワンピースを試着。ちょっとはでだけど、五分袖のピンクの模様のワンピースが気に入って、さらにもう一枚袖無しの夏用に黄色と黒のシャープながらのものをお買いあげ。
いきなり二枚も買っちゃって・・・と思うけど、だってだってものすごく着やすかったんだもの。靴もそうですが、このcomfortableさは重要。そしてそれを見つけたら即買いです。よっぽど高い場合は別だけど。
今日も渋谷西武のセルジオ・ロッシを通りかかったので、いくつか試しに履いてみましたが、サイズと色、デザイン、履きやすさが揃うものはありませんでした。内心靴欲しいと思いながら、なくてほっとしたりして、複雑な心境でした。できれば、セールで見つけたい。しかし、7月のセールまでにある程度履いておかないとだめ。急にはバーゲンで買えないから。
お買い物もコツがあります。
思い返せば去年買ったのはすべてマタニティ用だった。夏も着るものなさそう~。お買い物の旅路は先行き長そうな感じだな。ま、好きなことなので楽しいのだけれど。
いきなり二枚も買っちゃって・・・と思うけど、だってだってものすごく着やすかったんだもの。靴もそうですが、このcomfortableさは重要。そしてそれを見つけたら即買いです。よっぽど高い場合は別だけど。
今日も渋谷西武のセルジオ・ロッシを通りかかったので、いくつか試しに履いてみましたが、サイズと色、デザイン、履きやすさが揃うものはありませんでした。内心靴欲しいと思いながら、なくてほっとしたりして、複雑な心境でした。できれば、セールで見つけたい。しかし、7月のセールまでにある程度履いておかないとだめ。急にはバーゲンで買えないから。
お買い物もコツがあります。
思い返せば去年買ったのはすべてマタニティ用だった。夏も着るものなさそう~。お買い物の旅路は先行き長そうな感じだな。ま、好きなことなので楽しいのだけれど。
木曜日, 3月 15, 2007
シャンパン・ブランチ
昨日はホワイトデー。お昼から産院仲間のママ友の家に5人のママと5人の女の子ベビーが集まってランチパーティ。タイトルの通り、シャンパンで始まって赤ワインまで行き着いた昼間の「飲み会」でした。なだ万のお弁当を招待家の彼女が手配してくれて、キッシュにチーズをほおばりながら、モエのピンク、ヴーヴのイエローラベル、蔵出しの白(2001年のフランス)と赤(2002年のフランス)のワイン、デザートはお持たせの「パティスリーアオキ」に熟したメロン。
いやあ、「飲んで食べて喋った」5時間。
子供たちも途中眠くなりながらもハイハイ、つかまり立ちで右往左往しながらも楽しんでいました。我が娘は、人の家では緊張するらしくどうも動作がぎこちなく、眠いのに眠れなかったみたい。ので、帰りはだっこひもの中で爆睡し、帰り着いてからは「牙城」で本領を発揮し、ハイハイ立っちそして自分のおもちゃと私の鞄の中身を広げていました(要するに散らかしていた)。
ママ友は結構個性的でわりと自己主張の人々なので、本音で話せておつきあいが楽。出産から1年で、みんなで集まり始めてからもちょうど1年。頻繁には会えないけれど、メールだけとか、個々で遊びに行ったりして、「新しい出会い」で生まれた交流を深めつつある感じでしょうか。
こうやってみんな保育園や幼稚園、小学校でといろいろな人とまた出会っていくんですね。
人は人でしか磨かれない。宝石が堅硬い石などでしか磨かれないように、人も人と接することでしか磨かれないんですものね。いろいろな人に出会わせてもらっていると、娘にも感謝!
いやあ、「飲んで食べて喋った」5時間。
子供たちも途中眠くなりながらもハイハイ、つかまり立ちで右往左往しながらも楽しんでいました。我が娘は、人の家では緊張するらしくどうも動作がぎこちなく、眠いのに眠れなかったみたい。ので、帰りはだっこひもの中で爆睡し、帰り着いてからは「牙城」で本領を発揮し、ハイハイ立っちそして自分のおもちゃと私の鞄の中身を広げていました(要するに散らかしていた)。
ママ友は結構個性的でわりと自己主張の人々なので、本音で話せておつきあいが楽。出産から1年で、みんなで集まり始めてからもちょうど1年。頻繁には会えないけれど、メールだけとか、個々で遊びに行ったりして、「新しい出会い」で生まれた交流を深めつつある感じでしょうか。
こうやってみんな保育園や幼稚園、小学校でといろいろな人とまた出会っていくんですね。
人は人でしか磨かれない。宝石が堅硬い石などでしか磨かれないように、人も人と接することでしか磨かれないんですものね。いろいろな人に出会わせてもらっていると、娘にも感謝!
月曜日, 3月 12, 2007
日常
今朝は7時に起床し、まず洗濯機をまわす。今日はいいお天気だし乾燥しているので乾きも良さそう。
7時半からNHKの「おはよう日本」を見ながら子供と朝ご飯。にんじんがゆにヨーグルト、私はチーズトーストにフレンチトーストとミルクティー。8時半までかかる。それから10時半まで洗濯を干したり、子供と遊び、お昼寝につきあう。なんと起きたのが3時。めずらしいこんなに寝るなんて。昨日のお出かけで疲れちゃったかな。
それから遅めの昼ご飯、朝の残りのにんじんがゆにほうれん草とポテト、私は作る暇がないので冷凍の作り置きのカレーとご飯を解凍して食べる。3時半過ぎに家を出て、散歩も兼ねて洗濯屋と明日のサンドウィッチ用の材料を買いに行く。
4時半に戻り、お風呂を入れて、夕食の準備にかかる前に食器洗い。
夕食は納豆とBFの炊き込みご飯。私は一人しゃぶしゃぶ。豚肉だけど白菜切ってネギ入れただけ。5分くらいで準備できて10分で完成! お風呂に二人で入って、出てきてご飯を食べて、また遊ぶ。途中寝ないかもと思っておんぶして食器洗い。
明日出かける準備をしたりしているうちに、ねむねむになってきたので、寝かしつけ。
早起きとねむねむになるぎりぎりまで遊ぶのがコツかな。ここのところ寝付き悪くて、寝かしつけに2〜3時間かかってたもの。
いつも9時半から9時45分くらいまで聴くJ-WAVEの「BOOM TOWN」のお気に入りのコーナーは、星占いと天気予報。夜寝るときにまたすぐ「BOOM TOWN」だなと思うとなんと一日の過ぎることの早いことか。
毎日変わらない時間のような気がする・・・。だけど、、振り返ってみればきっとそんなことないんだろうな。なかなかそうは思えないけれど。
7時半からNHKの「おはよう日本」を見ながら子供と朝ご飯。にんじんがゆにヨーグルト、私はチーズトーストにフレンチトーストとミルクティー。8時半までかかる。それから10時半まで洗濯を干したり、子供と遊び、お昼寝につきあう。なんと起きたのが3時。めずらしいこんなに寝るなんて。昨日のお出かけで疲れちゃったかな。
それから遅めの昼ご飯、朝の残りのにんじんがゆにほうれん草とポテト、私は作る暇がないので冷凍の作り置きのカレーとご飯を解凍して食べる。3時半過ぎに家を出て、散歩も兼ねて洗濯屋と明日のサンドウィッチ用の材料を買いに行く。
4時半に戻り、お風呂を入れて、夕食の準備にかかる前に食器洗い。
夕食は納豆とBFの炊き込みご飯。私は一人しゃぶしゃぶ。豚肉だけど白菜切ってネギ入れただけ。5分くらいで準備できて10分で完成! お風呂に二人で入って、出てきてご飯を食べて、また遊ぶ。途中寝ないかもと思っておんぶして食器洗い。
明日出かける準備をしたりしているうちに、ねむねむになってきたので、寝かしつけ。
早起きとねむねむになるぎりぎりまで遊ぶのがコツかな。ここのところ寝付き悪くて、寝かしつけに2〜3時間かかってたもの。
いつも9時半から9時45分くらいまで聴くJ-WAVEの「BOOM TOWN」のお気に入りのコーナーは、星占いと天気予報。夜寝るときにまたすぐ「BOOM TOWN」だなと思うとなんと一日の過ぎることの早いことか。
毎日変わらない時間のような気がする・・・。だけど、、振り返ってみればきっとそんなことないんだろうな。なかなかそうは思えないけれど。
日曜日, 3月 11, 2007
たん熊
金曜日のDINNERの話を夫にすると行きたいと言うので、予約の電話を入れたがあいにくボンシュマンの個室は満席だった。
では、この間ランチに行ったときおいしいと思った玉川高島屋のたん熊に行ってみようということに・・・。日曜日の夕方の双子多摩川はちょっと近寄りがたいくらいの渋滞。タクシーを近くで降り、歩いて玉高へ到着。
すし懐石のコースを頂いたのだが、前菜の盛り合わせも山菜の天ぷらも焼き魚(あいなめの木の実焼き)すしもおいしかった。お酒も錫の入れ物に入っていてキリッとしていました。
サービスもよくって感動!
子連れにとってサービスは重要。子供も「受け入れられているか否か」には敏感。だからこそ、予約の電話は必須なのです。
帰りはパパのだっこでぐっすり寝込んだ娘。家に帰ってきてからも寝かしつけにはさほど時間がかからずにママ大満足の週末ご飯になりました。
では、この間ランチに行ったときおいしいと思った玉川高島屋のたん熊に行ってみようということに・・・。日曜日の夕方の双子多摩川はちょっと近寄りがたいくらいの渋滞。タクシーを近くで降り、歩いて玉高へ到着。
すし懐石のコースを頂いたのだが、前菜の盛り合わせも山菜の天ぷらも焼き魚(あいなめの木の実焼き)すしもおいしかった。お酒も錫の入れ物に入っていてキリッとしていました。
サービスもよくって感動!
子連れにとってサービスは重要。子供も「受け入れられているか否か」には敏感。だからこそ、予約の電話は必須なのです。
帰りはパパのだっこでぐっすり寝込んだ娘。家に帰ってきてからも寝かしつけにはさほど時間がかからずにママ大満足の週末ご飯になりました。
金曜日, 3月 09, 2007
久しぶりのDINNER
今日は久しぶりにフレンチでフルコースのお食事を頂きました。
近所のボン・シュマンへ開店と同時に個室を予約し、いざ妊婦の女友達と娘と三人ででかけました。途中何度か眠さのあまり娘が「雄叫び」をあげたものの、早い時間のお店には他にお客もいなかったし、「個室」のおかげでわりとゆっくりご飯を食べることができました。
前菜にフォアグラのソテーとホワイトアスパラガス、主菜には鴨のコンフィを、デザートはブラマンジェ、カップチーノもお茶うけのお菓子もペロリと平らげてしまいました。
久しぶりの「レストラン」本当においしかったし楽しかった!
Thank GOD!!
近所のボン・シュマンへ開店と同時に個室を予約し、いざ妊婦の女友達と娘と三人ででかけました。途中何度か眠さのあまり娘が「雄叫び」をあげたものの、早い時間のお店には他にお客もいなかったし、「個室」のおかげでわりとゆっくりご飯を食べることができました。
前菜にフォアグラのソテーとホワイトアスパラガス、主菜には鴨のコンフィを、デザートはブラマンジェ、カップチーノもお茶うけのお菓子もペロリと平らげてしまいました。
久しぶりの「レストラン」本当においしかったし楽しかった!
Thank GOD!!
コーラス
ケーブルTVで「コーラス」という映画を見た。
第二次世界大戦後直後のフランスの田舎で、音楽教師だった男・マチューが特殊学校の寄宿舎の舎監としてその学校にやってくる。赴任の当日から、生徒たちは問題児で新任の先生へのいたずらをやめようとしない。校則は厳しく体罰や理屈の通らない罰などがくだされていることに抵抗を覚えたマチューは、子供たちに歌を教え始める。
中でも、天から与えられた奇跡の声を持つ、問題児のモランジュに音楽の才能を花開かせるように熱心に教えた。このモランジュが後に世界的有名な指揮者になり、彼がマチューの日記を読むことでこの映画の回想シーンが始まっている。
結局このマチュー先生は何もなしえない。後に高名になった指揮者の世間の人は知るよしもない恩師ということ以外には・・・。だけど、誰の人生にもこのマチュー先生のような人はいる。学校の先生じゃないかもしれないけれど、たくさんのマチューのような人で一人一人の人生は成り立っているのだ。人は一人では生きられないから。
もしも、自分がドラマの主人公のような人生ではないと思っても悲観することはない。
誰しもが、またマチューになりうるのだから。
第二次世界大戦後直後のフランスの田舎で、音楽教師だった男・マチューが特殊学校の寄宿舎の舎監としてその学校にやってくる。赴任の当日から、生徒たちは問題児で新任の先生へのいたずらをやめようとしない。校則は厳しく体罰や理屈の通らない罰などがくだされていることに抵抗を覚えたマチューは、子供たちに歌を教え始める。
中でも、天から与えられた奇跡の声を持つ、問題児のモランジュに音楽の才能を花開かせるように熱心に教えた。このモランジュが後に世界的有名な指揮者になり、彼がマチューの日記を読むことでこの映画の回想シーンが始まっている。
結局このマチュー先生は何もなしえない。後に高名になった指揮者の世間の人は知るよしもない恩師ということ以外には・・・。だけど、誰の人生にもこのマチュー先生のような人はいる。学校の先生じゃないかもしれないけれど、たくさんのマチューのような人で一人一人の人生は成り立っているのだ。人は一人では生きられないから。
もしも、自分がドラマの主人公のような人生ではないと思っても悲観することはない。
誰しもが、またマチューになりうるのだから。
水曜日, 3月 07, 2007
火曜日, 3月 06, 2007
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